当サイトにはプロモーションが含まれています

犬:散歩のお悩み。嫌がる・歩かない、引っ張る理由と解決方法

犬:散歩の悩み。嫌がる・歩かない、引っ張る理由と解決方法

多くの飼い主さんが直面するワンちゃんのお散歩でのお悩み。中でも「嫌がって散歩に行きたがらない」「全く歩かない」「引っ張りすぎる」という問題は特に頭を悩ませるものです。これらの行動は、ワンちゃんが不安や恐怖を感じているサインである場合が多く、飼い主さんとしてはどう対応すれば良いのか迷ってしまうことも。しかし、これらの行動にはそれぞれ原因があり、適切な対策を講じることで解決に導くことが可能です。この記事では、ワンちゃんが散歩を嫌がる、歩かない、引っ張るといった行動の背景にある原因と、それらの問題に対する効果的な対策について詳しく解説します。

嫌がる・歩かない

散歩を嫌がったり、歩かない主な原因

ワンちゃんが散歩で嫌がる、歩かない(突然止まる)などの行動には、様々な原因があります。
嫌がったり歩かない理由には共通点が多いです。

・小さなときにあまりお散歩に出かけなかった。
・お散歩のときに怖い経験をした。
・思ったように歩かないことで飼い主がイライラした。

・周囲の音(例えば車の音)に恐怖を感じた。
・リードに引かれる感触が不快(小型犬に多い)。

散歩に行きたがらないワンちゃんを外に誘う方法

一歩ずつ慣らしていく

散歩への抵抗を示すワンちゃんに対しては、急に全てをセットで散歩に連れて行くのではなく、段階を踏んで慣れさせていくことが大切です。まずは、お家の中で首輪やハーネスをつける練習から始めましょう。つけたらおやつや褒め言葉でポジティブな関連付けを行います。

首輪やハーネスをポジティブに

首輪やハーネスをつけること自体に抵抗がある場合は、これらをつけるだけでもおやつや褒め言葉を与えることで、徐々に好意的な感情を持たせていきます。このようにして、散歩の準備自体を楽しいものと認識させることが重要です。特に小型犬はナスカンが大きく重く感じる場合があります。

外の世界への慣れ

散歩を嫌がるワンちゃんには、最初は散歩に行くこと自体を目標とせず、外の世界への慣れから始めます。家の中でのおやつを減らし、外でご飯をあげることで、外が楽しい場所であるという印象を植え付けます。

外の世界をポジティブに

外の世界は、ワンちゃんにとっては巨人の世界のような不思議で新しい場所です。そのため、外でのポジティブな体験を増やしていくことが大切です。最初は家のすぐ外で遊んだり、おやつをあげたりして、徐々に外に対する好奇心を育てましょう。

散歩へのステップアップ

外に対する抵抗感が減ったら、実際に散歩へとステップアップしていきます。このときも、無理に長い距離を歩かせるのではなく、ワンちゃんが楽しめる範囲で徐々に距離を伸ばしていくことがポイントです。ワンちゃんが外の世界に興味を持ち始めたら、散歩の時間を楽しみながら徐々に延ばしていきます。

歩かない(突然止まる)などの対策

恐怖心への対応

ワンちゃんが何に対して恐怖を感じているのかを理解し、その恐怖に対処することが重要です。例えば、自動車や自転車等に恐怖を感じている場合、離れた場所からご褒美を与えながら少しずつ距離を縮めていくトレーニングが有効です。この過程で、無理にワンちゃんを近づけることなく、時には抱っこで安心させるなどワンちゃんのペースに合わせて慣れさせていきましょう。

リードとの関係性

ワンちゃんがリードが張るタイミングで止まった場合、その瞬間に良い子と褒めてご褒美を与えることで、リードが張る=ご褒美をもらえるというポジティブな関連付けを行います。また、リードの長さを調節して、飼い主の横に来たときに褒めることも有効です。しかし、ワンちゃんによっては止まったらご褒美がもらえると誤解する可能性もあるため、注意が必要です。

環境因子の影響

暑い日には日陰を好むなど、環境因子によってもワンちゃんが止まることがあります。また、体調不良や散歩用具による不快感が原因で止まることもありますので、ワンちゃんの様子をよく観察し、状況に応じた適切な対応を心がけましょう。

適切なハーネスの選択

散歩中に止まる問題を解決するためには、適切なハーネスの選択も重要です。例えば、引っ張り防止用の下記の様なハーネスは、犬が急に止まったときにも抜けにくい構造になっており、安全な散歩をサポートします。

イージーウォークハーネス仕組み

力のかかった方向と逆方向に進もうとする犬の習性を利用してワンちゃんのひっぱりグセ、飛びつきグセを抑えることを目的として作られたハーネスです。

胸の前側にリードをつなぐ構造で、リードをひっぱると胸部のストラップが締まり、ワンちゃんの肩甲骨と胸がおさえられて前に歩き出そうとする力を小さくしてくれます。
その結果、ワンちゃんを自然と横に誘導することができ、ひっぱりを無理なくおさえる事ができます。

ストラップは胸部にあり喉を締め付けません。


散歩に行きたがらないワンちゃんを外に誘うためには、焦らずじっくりと時間をかけて慣れさせていくことが重要です。ワンちゃんのペースに合わせて、外の世界を楽しい場所と感じさせてあげましょう。ポジティブな経験を積み重ねることで、自ら進んで散歩に行きたくなるようになります。

引っ張る

引き癖の原因

ワンちゃんが散歩中に引っ張る行動は、様々な原因によって起こります。最も一般的なのは、伸縮リードの使用によって「力を入れれば好きなところに行ける」と学習してしまうことです。また、散歩の際に地面のものを拾う「拾い食い」も、成功体験として強化されてしまいます。

学習の定着

一度学習してしまった行動を修正することは難しく、時間と根気が必要です。伸縮リードを使用している場合は、ロックをかけるか、通常のリードに切り替えることをお勧めします。また、ワンちゃんが引っ張り始めたら、歩くのを止めて「引っ張る=進めない」というルールを教えましょう。

信号法の導入

引っ張る行動に対しては、リードが緩んだ時のみ前に進める「信号法」を導入することが有効です。ワンちゃんが引っ張った際には180度反対方向に向かって歩き、リードが緩んだら褒めてあげることで、引っ張らない歩き方を学ばせます。

犬との関係性の重要性

散歩中にワンちゃんが引っ張る問題は、飼い主さんとの関係性にも原因があります。ワンちゃんが飼い主さんを意識していない場合、お散歩中に名前を呼んでも反応が薄いことがあります。これを改善するためには、名前を呼んだら顔を見る「ネームエクササイズ」を実践し、外でも練習を重ねることが大切です。

性格に合わせたトレーニング

ワンちゃんには個々の性格や特性があります。好奇心旺盛なワンちゃんや、恐怖心が強いワンちゃんには、それぞれに合ったトレーニング方法を取り入れる必要があります。例えば、社会化が不足しているワンちゃんには、外の世界に慣れさせるためのトレーニングが効果的です。

正しいツールの選択

散歩時の引っ張りを防ぐためには、適切な犬具の選択も重要です。引っ張り防止に特化した製品

(下記リンク:イージーウォークハーネス)を使用することで、引っ張り癖を減らすことができます。しかし、これらのツールは一時的な対策として利用し、正しい歩き方をトレーニングすることが最終的な目標です。

ペットセーフ Petsafe 犬用 デラックス イージーウォーク ハーネス 小型 〜 大型犬 S 〜 L サイズ Deluxe Easy Walk Harness EWH-D-HC 散歩 トレーニング ペット

散歩はワンちゃんと飼い主さんが共に楽しむべき時間です。それぞれの対策を根気強く取り組み、ワンちゃんとの絆を深めながら、お互いにとって最高の散歩時間を目指しましょう。