ウォーターサーバーのRO水とは？ペットや赤ちゃんのミルクにおすすめな理由と注意点
ウォーターサーバーのRO水とは？
RO水は「Reverse Osmosis Water」の略で、逆浸透膜（RO膜）と言う、水分子だけが通り抜けることが出来る特殊なフィルターを使ってろ過された水です。将来の水不足解消のため海水から飲料水を確保する為にアメリカで考案されました。この方法で処理された水は、不純物や有害物質等がほぼ除去され、非常に純度の高い水となります。「純水」「ピュアウォーター」と呼ばれたりします。
2011年の東日本大震災では、ヨウ素、セシウム等の放射性物質を除去するとして注目されました。
ペットや赤ちゃんのミルクに適している理由
1. 純度が高く体に負担をかけない
RO水は不純物がほとんどなくミネラルも取り除かれているため、ペットや赤ちゃんの敏感な体にとって最適です。
ペット：ミネラルが多く含まれた水を日常的に与えてしまうと尿呂結石や腎臓に負担をかけるになる原因となる
赤ちゃん：ミネラル（硬水）は未発達な内臓器官に負担をかけてしまう（不必要なミネラルを尿として排出する機能がしっかりとできていない）
2. 有害物質等の除去
重金属や化学物質など、健康に害を及ぼす可能性のある成分等を含めミネラルまでもが除去されています。これにより、ペットや赤ちゃんはもちろん、多くの人の健康を守ることができます。
3. 味が良い
RO水は味がまろやかで、ペットや赤ちゃんも受け入れやすいです。ミルクの味を損なわず、栄養素をしっかりと摂取できます。
RO水ウォーターサーバーの選ぶ際の注意点
1. RO水が対応しているか？
すべてのウォーターサーバーがRO水を利用できるわけではありません。購入前に、サーバーがRO水に対応しているか確認することが重要です。
2.水道直結orペットボトル
水道直結のRO水ウォーターサーバーは排水が必要となります。ペットボトルでお水を配送される場合はRO水で詰められています。
3. ミネラルの有り無し
一般的にRO水と言えば、ペットや赤ちゃんが過剰に摂取してはならないミネラルも取り除かれています。しかし一部のウォーターサーバーでは、ろ過された後にミネラルを人工的に添加していたりします。ミネラルの添加の量は記載されていない為、「ペットや赤ちゃんが飲んでも大丈夫」という記載、もしくは「ミネラルなどを含む不純物を99.9％除去した水」等の記載で判断すると良いでしょう。
4. 純水のため、特に夏場は注意
純水は塩素も勿論入っていないため水道水のように長くは持ちません。ペットが飲みかけた水等を長時間置いておくと細菌が増え、お腹を壊す原因となってしまいます。ペットのお留守番が長くなるような場合は、水道水を与えたほうが良いでしょう。また、フィルター付きの循環式水飲み器等を併用利用するなどしましょう。その場合もお手入れは忘れずに。
5. 解約手数料
どのウォーターサーバーも短期間での解約は手数料がかかります。契約する際は、自分がどのくらいの期間利用するのか、解約手数料はいくらなのかを考えて契約しましょう。
その他RO水の利用を最大限に活かすヒント
1. 日常の飲用水として
RO水は日常の飲用水として最適です。赤ちゃんからお年寄りまで家族全員が安心して飲むことができます。また、コーヒーやお茶などの味もよりクリアになります。
2. 料理に使用
料理に使用することで、素材の味を引き立てることができます。特にスープや煮物など、水の味が直接影響する料理において、その違いを実感できるでしょう。
3. 植物への水やり
植物への水やりにRO水を使用することで、水道水に含まれる塩素などの影響を避けることができます。植物の成長にも良い影響を与えることが期待できます。
ウォーターサーバーのRO水は、その純度の高さから、ペットの飲み水や赤ちゃんのミルクに最適です。適切なウォーターサーバーを選ぶことで、家庭での水の利用をより健康的で環境に優しいものに変えることができます。初期費用だけでなく、ランニングコストも考慮して選びましょう。
RO水を利用できるウォーターサーバー（当サイト調べ）はこちら
⇒ ペットにおススメのRO水3選。ウォータースタンド・アルピナ・オーケンウォーター
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